2014年10月14日

歯科口腔内写真器材を通して…

20141005ストロボ.004.jpg


モノを買うのは簡単なんです。
如何に使いこなして、それをスタンダードにしていくか。
技術職というのはそういう部分も問われていると思います。
PC&携帯関連もデバイス(端末)を持っているだけではダメですよね。
要は中身です。
「それ」をもってして何をできるか?
歯科においては診療・臨床の質を上げて、
患者さんの満足度を上げることだと思います。

…と、カタく厳しいクダリはここら辺で終わりにして・笑、
で、誰もあまりアップしないようなことを
ブログで上げていきたいと思います。

「口腔内写真」についてです。


「口腔内写真」は保険診療では歯周病(成人性歯周炎)治療の「写真検査」として、
自由診療では主に歯並びを治す矯正治療の「規格写真」のひとつとして
歯科診療では行われます。

通常の保険診療の写真検査においても、
咬み合わせの診断や歯肉の腫れ・炎症の記録、歯間部歯肉の形の診断など
私たち歯科医療従事者は多くの情報を得ることができます。
私たちも人間ですから、瞬時に全部状態が分かるようなことはできません。
それらの口腔内写真とX線写真、様々な診査などと照らし合わせて、
できるかぎり正確な診断を行いたいと考えています。

そこで「最初の状態をいかに正確に記録できるか」というのが、
大切になってきます。
写真を撮れないと、診査させてもらえないのと同じ、
曇った目で見るようなものです・笑。


さて、じゃあ、どうすればキレイな写真が撮れるのでしょうか。
まず練習なのですが、道具の選択も大事です。

当院においては私が写真好きということもあって、
カメラに付随するものも、
使いやすいものを揃えて、歯科衛生士のみんなに使ってもらっています。
しかし、この頃少し追求していこうと思い、
技術的なマイナーチェンジを図ることにしました。

ひとつはストロボ関係。
今までは歯科メーカーのIHSさんのリングストロボ。
もう随分とお世話になっています。
簡易的で歯科用に特化していて、10年近く使っているかな?
メーカーさんに出してストロボを取り替えてもらったのも何回も。

もうひとつ、最近導入している写真器材メーカー「ケンコー」の
メカブリッツ。
こちらは自動調光のワイヤレス発光。
リングストロボに見えて、
発光部が側方の2ヶ所なので、
ツインフラッシュのようにハレーション(反射拡散)が少ない優れもの。

当院はここ佐世保市ではセラミックが多い方なので、
こういう、歯牙の色をラボに伝える手段は
普段から必要になってきます。
ホワイトニングの際の色の変化も
ハレーションがあると少し見にくいですね。

今回のブログ冒頭の
「モノを買うのは簡単なんです。
如何に使いこなして、それをスタンダードにしていくか。」
という所を強く述べたいです。
ただ単にモノを買う・使うという以外にも
技術という所には「センス」が上乗せされると思います。
同じ包丁や調理器具を使っても
同じ味が出せるとは限らないですよね。

20141005ストロボ.003.jpg


で、実際に違いを少し…(写真協力:九州文化学園歯科衛生士学校実習生)

20141005ストロボ.005.jpg
20141005ストロボ.006.jpg

…と、いうところです。
「何が違うの??」と思われるかも知れませんが、
ここが歯科にとってはとても大事なことなんです。
「神は細部に宿る」という言葉もありますよね。

だって、歯のセラミックをオーダーしたものの、
「色」が違うなんてありえませんよね。
それくらい気を使っているのです・笑。


もうひとつ。
本当に今日届きました。
「グリッドスケール」です。
AFスケールマット.018.jpg

当院の女の子たちはか弱く・笑、
腕の力もないので、
カメラを持つ時も難しいようです。
結果的にカメラが曲がってしまうことも。
そして忙しくて気付かず撮影してしまったり。。。

でも効率的にファインダーの中に
グリッドスケールを設置して、
天地や水平さの基準にして使ってもらえれば、
なお一層クオリティが上がるはずです。

こうやって「規格」ができると、
かかりつけでいらっしゃっている患者さんの皆さんの
前後や今昔の状態の比較が非常にしやすくなります。

診断する「眼(め)」はとても大事です。
それを支えるものもとても大事です。

このように正しい診査・診断に基づいて、
皆様に最良の治療計画の提案をできることを
いつも考えています。
posted by akiradentaloffice at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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